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「とうきょうすくわくプログラム」とは?

本事業は、「とうきょう すくわくプログラム」に基づき、園の環境や強みを活かしながら、テーマに沿って、子どもたちの興味・関心に応じた探究活動を実践する幼稚園・保育所等を支援することにより、幼児教育・ 保育の充実を図ることを目的としたプログラムです。
とうきょうすくわくプログラムについて、詳しくはこちらのリーフレットでもご紹介しています。

たちはな幼稚園で実施したプログラムのテーマ
電子デバイス・電子コンテンツをつかい動物についての探求を深めよう!

■テーマ選定の理由と目的

 【1】電子コンテンツに親しみながら子どもたちの集中力、注意力、観察力向上を目指します。
 【2】動物の模様や食べ物、すみかなどを自由に考え、自分だけのアイデアを形にする楽しさと、表現の自由と喜びを実感することを目指します。
 【3】表現したものをクラスみんなの前で発表することで人前力を身に着けます
 【4】教育活動を通じて動物の形や特性、食性、棲み処等に着目し、探求心を広げます
 
 プログラム終了後も、ご家庭で動物園や水族館に足を運んだ際や年中・年長児の遠足において動物を直接観察し、経験を通じて新たな発見をすることを最終的なゴールとします。

 対象学年: 満3歳児(ぱんだクラス)

■実践した探究活動について

① 大画面モニター(電子黒板)を使って自由に絵を描いたり、塗り絵をしたりするなど、デバイスに慣れることを目的とした活動を行いました。

 電子黒板に複数の絵を映して見比べて、子どもたちに自由に発言してもらいます。
(何がいるか、何をしているかなど、考えるきっかけを問いかける) 
 →比べた絵の異なるポイントをみなで考え、発表します。

 動物の模様に着目し、模様がない状態の動物たちの体に自由に模様を描く。
シマウマやキリンなど、電子黒板上でそれぞれが描いた表現を皆で楽しむ。

④ 電子コンテンツを通じて、本来の模様やその理由などを体系的に学習します。
模様に着目した造形あそび等を行いました。

■探究活動のようす

動物たちのごはんは何かな?
絵のまわりにあるたべものを動物たちにあげてみよう
自分でも動物のごはんを描いてみよう
タッチペンも上手に使えるね

■活動を振り返って

・活動に先立ち、自由に電子黒板に触れる時間を設けたところ、子どもたちがデバイスの扱いに慣れるまでの早さが想定以上でした。みんな楽しく活用してくれました。
 
・動物の模様についての探究活動においては、模様がない動物に模様を自由に書く際に、正解に向けて一直線にたどり着く子や知っていてわざと違う模様を描く子どもなど、表現がさまざまで面白いと思いました。

・紙と違い、電子黒板を用いることですぐに全員で見られたり、並べて比べたりすることが容易であり、自分にない発想をすぐに共有できます。また、子どもたちどうしで簡単にコラボレーションして書き加えたり真似したりということができる点も、子どもたちにとってとてもいい体験になったと思います。
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